輸送する構成を明確にする
有効な引合いは、機種名だけでなく実際の機材構成から始まります。DiGiCo S21であることを確認し、輸送姿勢で実機の最大外形を測り、ケース内に同梱する物と収納前に外す物を分けて記録してください。前後左右と端子部の写真があれば、本体寸法と脚、ノブ、プラグなどの突出部を区別できます。
保管場所から車両、会場までの移動と、設営・撤収の頻度も伝えます。これだけで特定の構造仕様が決まるわけではありませんが、汎用ケースの仕様を流用せず、実際の作業に沿って取り回しを検討する材料になります。
開閉・操作・配線を一連の動作で確認する
ケースを作業手順として確認します。卓を入れたり出したりするときに手を挟まず、操作部にも当てないこと、蓋や可動部が干渉なく開くことが必要です。S21をケース内またはケース脇で使う場合は、使用方向、操作面へのアクセス、開いた蓋や外した蓋の置き場所を図面承認前に合意します。
配線スペースは一律の余白ではなく接続条件です。使用中に接続する端子、各ケーブルの引出し方向、着脱に必要な手の空間を示してください。代表的なケーブルを使って全開から全閉まで確認し、コネクタや曲げ部分、束線が縁や可動部に挟まれないかを照合します。
設計に使えるRFQ情報をそろえる
比較可能な見積りには、納入先、数量、希望納期、単位付きの実測寸法、注記付き写真、使用姿勢、ケーブル出口、収納手順を含めます。同じケースに入れる付属品と別送品を分け、未確定寸法は確定値として扱わず仮値と明記してください。
仕入先には、支持位置、接触させない余白、開く方向、配線経路、外側の取扱位置が分かる図面または寸法提案を求めます。承認はRFQと同じ日付入り測定票に基づいて行い、卓の構成や付属品が変わった場合は製作前に再確認を記録します。